Tec50

Tec50では、複数のシリンダーを用いて、複数回の減圧停止を行ない、水深50mまでのテクニカル・ダイビングが楽しめるようになります。
水深50mはボトムガスに空気を使用する最大深度であり、ここでは加速減圧のために純酸素とEANxを含む2種類の減圧用ガスを使用する減圧ダイビングを行なうための方法を学び、テクニカルダイバーとしてより完成された知識とスキルを習得します。
メインで使用されるシリンダーは、Wシリンダー又はサイドマウントから選べます。
【コース内容】
- 知識開発(2)
- 3回の実践応用セッション
- 2回の海洋ダイブ(減圧のシミュレーション)
- 2回の海洋ダイブ(減圧)
以上を最大水深50mで行います。
そもそもテクニカルダイビングとは?
テクニカル・スクーバ・ダイビングとは、レクリエーショナル・スクーバ・ダイビングの限界を超える、従来の作業ダイビングやリサーチ・ダイビングとは別のダイビングとして定義されます。
- 40m/130ftを超えるダイビング
- 段階的な減圧停止を伴うダイビング
- 水面からの縦、横合計距離が40m/130ftを超えるオーバーヘッド環境(直接水面に浮上できない環境)でのダイビング
- ダイビング中、加速減圧及び/又は様々な混合ガスを使用するダイビング
テクニカル・ダイビングでは、緊急時においても簡単に水面に上がることができないので、テック・ダイバーは幅広い手順と技術を使用し、追加されるリスクに対するトレーニングを行ないます。
しかしながら、これらを行なったとしても、テック・ダイビングには、レクリエーショナル・ダイビングと比べて、より多くのリスクや潜在的な危険性が存在することは認めざるを得ず、重大なエラーの連鎖が短くなります。
コースが修了すると!
- テック器材を使用し、複数のシリンダーを用いた水深50m以内のダイビングで、複数回の減圧停止(EANxか酸素を使用)が出来ます。
- EANxか酸素を所持してのダイビング(加速減圧用)が出来ます。
参加条件
- Tec45ダイバーまたは他の指導団体の相当する資格を受けていること
- PADIレスキュー・ダイバーまたは他の指導団体の相当する資格を受けていること
- 100ダイブ以上のログブックによる経験の証明があり、少なくとも20ダイブはエンリッチド・エア・ナイトロックスを使用した18メートル/60フィート以深のダイビング、少なくとも15ダイブは(EANx使用の有無を問わず)30メートル/100フィート以深へのダイビングであること。
- ダイバーメディカルの医師の許可が必要
料金について
事前にお問い合わせください。